人生・ビジネスで成功したメンターが教示する本~成功小説を読んで

物語

成功者の思考をストーリーに散りばめた成功小説

日課のジョギングの最中、畑仕事をしている老婆になぜか手招きをされる、マーシーです。

つい最近のこと、「ユダヤ人大富豪の教え」という本と「CHANCE」という二つのタイトルの本を読みました。

どちらも「人生・ビジネス」の成功をテーマとした自己啓発本なのですが、二つとも成功哲学をストーリー仕立てで書かれた小説形式の本です。

日本ではあまり馴染みがないですが、海外ではこういった“成功小説”というジャンルがポピュラーな感じで出版されているそうです。

そもそも僕は昔から自己啓発書をよく読んでいて、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」や「金持ち父さん貧乏父さん」など名著と言われる本はそれなりに読んできました。

どちらかと言えば「ユダヤ人大富豪の教え」は「金持ち父さん貧乏父さん」寄りで、「CHANCE」の方は「思考は現実化する」寄りという印象です。

(“読み物”としてはまったく別物ですがw)

ただ二つとも成功哲学をモチーフにした小説なので、従来の自己啓発書と比べるととても読みやすく、ストーリーに入り込める要素もあるので“読み物”としてもそれなりに楽しめました。

ユダヤ人大富豪が教える成功のエッセンス

「ユダヤ人大富豪の教え」は作者の本田健が若き頃にアメリカで体験した話がモチーフになっているようです。

主人公の「ケン」がアメリカでボランティア活動をしている時に、とある老人と出会ったことから物語は始まります。

ゲラーと名乗るユダヤ人の老人の豪邸に招かれたケンは、こんな大富豪の人物と出会えるチャンスは滅多にないとばかりに、その老人に成功の秘訣を教えて欲しいと懇願します。

しかしゲラー氏は、「出題するテストにパスしたら」という条件を出します。

そして、1000人の署名を集めるという難題にパスしたケンは、レクチャーを受けるべくゲラー氏の豪邸に暫くの滞在を許されます。

そこからいよいよ、大富豪ゲラー氏の成功のレクチャーが始まるのですが、予想通りというかお約束通りの精神論を繰り出します。

「お金にこだわっていると幸せな金持ちにはなれない」

「成功を忘れることができる人間だけが幸せに成功できる」

等々、いかにも成功者が語りそうな常套句を並べ立てるゲラー氏。

しかし、さすがに一代で莫大な財産を築いただけあって、とても深みのある成功哲学を雄弁に語り始めます。

例えば「物事の本質を見抜く目を持つこと。それこそが幸せに成功する大切な要素なのだよ」とか。

うーん、深い。

そして主人公のケンに「成功するための17の秘訣」を伝授するのです。

この本で一番感銘を受けたのは、

「ビジネス=人がお金を払ってもいいくらい価値のあるサービスやものを提供すること」

「利益=お客の喜びがお金に転換されたもの」

というゲラー氏の教えです。

どちらもよく考えてみたら当たり前なことですが、この当たり前な本質的な考えがなかなか定着しないものなんですよねw

メンターとの出会いが人生成功の転機になる物語

「CHANCE」作者の犬飼ターボは、実際に28歳でマーケティング会社を立ち上げて1億円を売り上げたというリアルな成功者らしいです。

20代の若さで金と名声と自由な時間を手に入れたわけですが、それでも本人は完全な幸せを感じることができなかったと言います。

そこで知人の勧めで心理カウンセリングを受けるのですが、それがきっかけで成功と幸せは違う軸でできていることに気づいたそうです

作品中にスピリチュアルな考え方が度々出てくるのですが、(来世、偉大な力など)恐らくそういった背景があったからだと思われます。

僕はスピリチュアルとかオカルト的な考えには少々抵抗があるのですが、まあ作品中の架空の物語ということで軽く受け流すことができました。(これも小説の良いところ)

この本の見どころは、主人公の卓也が人生のメンターに出会い、ビジネスで成功する秘訣を教わりながら成功者へと成長していくところです。

奇しくも「ユダヤ人大富豪の教え」と同じく、この作品のメンター弓池も主人公の卓也にテストを与えるのですが、成功小説のお約束の設定なのでしょうかねw

テストというか課題をクリアーした卓也は、弓池の友人の企業家に整体院の経営を任されることになります。

そして、パートとして雇った二人の女性従業員が様々なトラブルを起こして、ついに思い余って解雇してしまい、多額の賠償金を請求されるあたりは非常にリアル感たっぷりです。

それもそのはず、あとがきで作者の犬飼ターボが実際に一連のトラブルを経験していることを告白しています。

この本を読んで思ったのは、ネットビジネス系で成功している方々が度々言っているような成功哲学が要所要所で見受けられたことです。

察するに、この本が出版されたのは2003年の事なので、ネットビジネス系の成功者は結構な確率で犬飼ターボの作品を読んで影響を受けているのかなと思いました。(ただの勘違いかも知れません)

まとめ

成功小説というジャンルの本を始めて読んだのですが、やはりストーリー仕立てなので読みやすく、あまり自己啓発書を読まない人にもとっつきやすいのかなと感じました。

今回を期にこのジャンルをもっと読んでみたいと思いました。

二つの本を読んで思ったのは、成功する秘訣って結局のところ“諦めないで継続することが最大の秘訣”なんじゃないかということです。

そういえば、エジソンが成功の秘訣を聞かれて「1%のひらめきと99%の努力」と答えたのは有名な話ですが、考えてみたらそれこそが究極の真理かもしれません。

だって、例え100回、1000回と失敗を重ね続けても最後の1回だけ成功すればそれで成功なわけですからね。

何度失敗しようが諦めずに継続さえできれば成功確率100%ってことですよね。

(もちろん、生きているうちに成功するのが前提ではありますがw)